長屋宏和
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第32章 事故後初走行
北海道に向かう前に写真で僕仕様のハンドカートを見たのですが、「ハンドルを切れずにピットアウトして真っ直ぐ行く」とか「ハンドルを切ってアクセルオンオフが出来るのか」など正直不安だらけでした。悩んでいてもどうにもならないから乗ってみて考えることにし、飛行機で1時間半、千歳空港に到着しました。到着してすぐにカートショップO&Kに行き、シート合わせをしてハンドルを回すことは可能と分かりました。問題はアクセル・ブレーキだけでした。
次の日の朝、サーキット向かい、調節してすぐに走行でした。僕があんなに緊張するのは初めてなくらいガッチガチでした。カートに乗り込みエンジン始動。コースインは無事出来たが、問題点のアクセルブレーキがハンドルを切ると出来ないことに気付きピットインして調節。今度は大丈夫な感触でコースイン。そしたらなんと今度はハンドルを切るとアクセル全開に。芝生を大暴走し、やっと止まれました。危なくまた病院送りになるところでした。何度も何度も修正して行き、なんとか乗れるようになっていき、走行1日目は無事終わりました。
走行2日目はアクセルとブレーキを逆に付けてもらうように頼みました。何故かと言うと僕の右手と左手だと障害レベルが違い、右の方が弱いので右でアクセル、左でブレーキにしようと寝る前に考え付き換えました。これを変えた事で安心感、安定感が出てタイムアップが出来ました。ただ問題が一つだけ出来ました。それは周回を重ねるうちにハンドルに固定してある手が抜けてきてしまうのです。このことが解決すれば健常のことの走りのイメージに凄く近づけるように思います。
走行しての感想は「1年10ヶ月溜まっていたものが取れた気分です。自分の中で納得できる走りは出来なかったけれど、どんどん煮詰めていけば可能性はあると思います。車椅子でも坂道に行くと自力では難しい。車のゲームもアクセル・ブレーキをやってもらわなければいけない。自動車の運転も街中だとゆっくり走らないといけない。そういった面でレーシングカートは初めて自分の意思で操れることで凄く嬉しかったです。レーシングカートショップO&K様には本当に御世話になりました。」
これからもレースに向け頑張りますので応援よろしくお願いします。
長々下手くそな文章を読んで頂き、ありがとうございました。
つづく。
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