長屋宏和
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第22章 初外出

 初外出は、怪我を負ってから初の下界だったので、緊張しました。病院から駅までは、クルマ椅子で15分くらいです。この街は障害者や車椅子には良く出来ているのですが、最初に外出した時は横断歩道で車道と歩道の段差が辛かったです。今までそのようなことは考えたこともなく、今まで何とも思っていなかったことが車椅子では出来ない…というのが初めて分かりました。買い物もし、外出先にあるハンバーグ屋で食事しました。 僕の好物のハンバーグだったので美味しかったし、幸せでした。
リハビリにスポーツが追加され、より辛くなりました。スポーツでは車椅子を速くこいだり、バスケットをしたりと体力面の向上を目的とし、月、水、金曜日の午前中に1時間半から2時間やります。内容は車椅子の正確な操作、タイヤ引き、バトミントン、バスケットなど、学校で言う体育の授業のようなもので、楽しいですが辛いです。このスポーツが始まってから僕の体力は1ヶ月で自分で分かるほどアップしました。スポーツをする体育館まではそれまでリハビリをしていた場所の倍くらいあり、辛く、最初は行くだけで疲れていました。この病院に来た頃は、リハビリの所まで辛かったのが、その頃には気にならなくなっていました。

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