長屋宏和
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第21章 6ヶ月以上居た病院から転院

 6月24日、東京厚生年金病院から今の病院に転院しました。この病院はリハビリ専門病院で、厚生年金病院でも「あっちの病院の方が辛いぞ」と言われていました。転院して心配だったのがナースコールと食事でした。ナースコールの方は問題ありませんでした。 一方、食事は、東京厚生年金病院では味がなくて一度も食べたことが無く、いつも冷凍 食品やコンビニ弁当、吉野家の牛丼などを食べていて、病院食は食べていませんでした。僕は、内臓は大丈夫なので食事制限はないのに、僕の居た病棟では脳梗塞などで食事制限を受けている人ばかりだったため、僕もなぜか制限食。これは味気が無く、食べられませんでした。その点、今の病院食は普通で、最初に食べたときは美味いと思い、これからの病院生活を楽しめるような気がしました。あと、この病院は若い人が多いことも楽しいです。同じ頚椎損傷の患者さんがたくさん居て、僕と同じレベルの人が僕よりもたくさん動けるので勇気付けられています。
この病院に来てすぐリハビリが始まりました。僕がいる病室からリハビリをする所まで遠く、最初はそれだけで疲れていました。日にちが経つにつれ次第に慣れ、同時に体力も付いてきました。
 それからしばらくして、外出に思いが至りました。それまでは当然のように外出は出来ないと思っていたので、考えてもみませんでしたが、美容院に行きたいと思い、看護婦さんに聞いたところ、「届けを出せば大丈夫じゃないかな〜」と言われたので届けを出し、その週末、近くの駅まで買い物に行きました。

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