最高の1日
僕はこの日が来るのをずっと待っていました。それは関東周辺でのカート走行です。
今まで走行してきた全て、北海道のレーシングカートプロショップ チームO&K様と新千歳モーターランド様のご協力で走れていました。
今後カートに乗るということを進めていく為にも関東で乗れる環境を作りたかったので、2004年12月5日の復活レース以降、乗りたいという気持ちや体の説明などを伝え説得し続けていました。その地道な努力が実り、やっと実現することが出来ました。
朝から寒くもなく、暑くもない曇りで、体温調節の出来ない僕の体には最適な気候でした。今回は緊張と言うよりも、楽しみな気持ちだけでリラックスしていました。理由は復活レースで使用したプレイングカートそのままの状態で乗ることになったので、以前に経験があり、気持ち的に余裕がありました。
走行前にシート合わせをしても、経験のあるカートなのでそれ程問題はありませんでしたし、手の固定方法などは半年振りだったけれど忘れておらず、前回と同じ様に出来ました。
走行時間の11時30分に近付くと、ヘルメットをかぶると、あの圧迫感で血液の流れを感じ、血液のドックンドックンという音で徐々に緊張していきました。
走行時間が始まり、エンジンをかけると緊張の事なんて忘れ、ピットアウトしていきました。1周目は余裕を持ちながら走り出し、前回とフィーリングが変わらないことがわかるとペースアップをしていきました。
ペースアップをしていくと、前回と同じ問題の「手の固定が緩み、抜けていく」ということが起きたのと、復活レースの時は感じなかったシートベルトの締まり具合が気になった。手の固定は僕の課題であり、これをクリアーしなければ前に進むことの出来ない大きな課題です。何度もピットインし、固定方法を試しましたが、「これだ!」というものは見付かりませんでした。
シートベルトは、金具が当たってしまいこれ以上締まらなくなってしまい、シートベルトではなく、シートに改良が必要のようです。もしかすると僕が痩せたのかも?と一人で喜んでおきました(笑)
走ることは本当に楽しいし、興奮しました。僕の頭ではもっともっと攻められるけれど、これ以上行ったら危険というラインがあり、それを越えないように、その中の限界で走っています。
今日気が着いたことが1つありました。それは僕がレースが好きな理由は、コーナーや敵をどうやって攻略するかを考えて、走らせることに魅力を感じているのだと思います。
今は当然、健常者の頃と比べたら次元の低いところで走らせています。しかし、低いなりに、考えて走らせているので、健常者の頃と変わらず楽しいし、興奮します。1つのコーナーでも「前の周の走らせ方とアプローチを変え、縁石を使った方がいいかも?」など、毎周、毎コーナーでチャレンジしていました。
今、洋服の事や執筆などをしているけれど、レースはそれら以上に魅力的なものです。僕には切っても切り離せない何かがレースにはあります。
事故をしていなければ当たり前のようにレースをし、当たり前のように車を走らせていたと思います。事故をしたことで、レースの魅力により一層気付くことが出来て、事故をしたことを後悔していません。
本日お世話になったコジマブレーンファクトリー様・黒澤様ならびに今までお世話になった皆様、本当にありがとうございます。これから少しずつ進め、焦らず騒がず地道に頑張りますので応援宜しくお願いいたします。
今日の走行をテレビ「夢の扉」に出演した際にお世話になった黒澤カメラマンに収めて頂くことが出来ましたので、近日中に動画としてサイト内にアップさせて頂きますのでお楽しみに。