鈴鹿!
ただいま。鈴鹿から帰宅しました。 昨日今日の2日間で、鈴鹿サーキットメディカルセンターの先生と一番最初にヘリコプターで運ばれた鈴鹿中央病院の先生に取材をおこないました。 2日間となると、僕がまだ泊まりが一人で出来ないので、妹に月曜日の仕事をキャンセル出来ないかとお願いし、一緒に車で向かいました。 自宅から4時間で鈴鹿に到着。予定通り11時に到着しました。
到着した足で、まずはテクニカルセンターへご挨拶へ行きました。テクニカルセンターはフォーミュラードリームの車が保管してあった場所。こちらにご挨拶をさせて頂いた後、鈴鹿サーキット内にあるメディカルセンターへと向かいました。 メディカルセンターの入り口を開け、中に入ると、多くの方々が居てビックリ!その間をペコペコしながら通過して止まると、そこに居た全員が僕に向かって話しかけてくる。 僕は事故の時に意識が無く、誰に処置をしてもらったなど覚えていなかった。先生は一人と勝手に思い込んでいた。 それがなんとそこに居た全員が2002年10月13日の事故後の僕を処置して下さった先生方だったのです。 今回、こちらにお邪魔したのは本の執筆で、より明確に伝えたいと思い、直接お聞きしたいと思い、お尋ねしました。どのような処置。事故後、どのような状況だったのかなど、僕が記憶にないことをお聞きすることが出来ました。
先生方全員が口を揃えておっしゃったのが、「F1じゃなかったらダメだった」という言葉でした。 何がどうして?ということは本に書きますのでお待ちください。 先生の一人が、「そうだ。長屋君に渡したい物があるんだ。」とその物を取りに行き、戻ってくるとその手には赤いグローブがあった。 「これ長屋君のでしょ。事故の日からずっと取って置いたんだ。会ったら渡そうと思ってて。」と手渡された。
これはまさしく事故の時に装着していたグローブの片方だった。 事故の時に身につけていた装備品は手元にあるのですが、どうしても見ることが出来ず、保管してあります。見ていないので、片方無いことすら気が付いていませんでした。 それが急に手元に現れた時は驚きと感動でした。何ともいえない嬉しさがありました・・・。 僕がここに来なければ、出会えなかった物・・・。こうして取って置いてくださったことにも感激した。
最後に事故後運び込まれた処置室のベッドに連れて行ってもらった。 「ここか・・・」としか言葉がありませんでした・・・。
僕の事故が反映され、現在に至っているそうなので、もう2度と同じ様なことが無いことを祈ります。 この日、サーキットではスーパーGTの開幕戦がおこなわれていたので応援に行きました。
今年#13 エンドレスアドバンCCI Zで参戦している友人藤井誠暢君の応援にお伺いしました。
グリッド、ピットに居たのですが、超強風+寒さ+雪とありえない位の寒さに耐え切れず、暖かい場所に避難していました。
おかげでレースはほとんど見れなかったのですが、多くの方にお会い出来、ご挨拶が出来たので逆に良かったです。 お声を掛けて頂いた皆様、本当にありがとうございました。 夜は鈴鹿サーキットホテルの味の街で、鈴鹿サーキットの方と会食でした。
ここにある生ハムメロンは入院中に約2名が「美味しいんだよ!」と嫌味のように言っていて、「いつか食べたい。」と強く思っていた1品でした。 それが食べられて幸せでした(笑) この日は疲れていたけれど、F1が見たかったので、見てから寝ました。 3月20日月曜日は鈴鹿中央病院の先生に取材をさせて頂きましたその先生が桑名市民病院に転勤されていて、そちらにお邪魔しました。 こちらでは運び込まれて手術、経過など退院までをお聞きしました。 鈴鹿中央病院の記憶と言うと、ほとんどありません。人間は嫌な思い出は忘れるように出来ているのかなあと感じましたね。「痛い、苦い、辛い」という言葉を聞いても、実感がないんですよね・・・。 この2日間、僕の記憶に無い部分を聞けて、心にポッカリ空いていた穴が、少し埋まった気がします。 いつかメディカルセンターにも鈴鹿中央病院にもお礼を言いにきたい。という気持ちはいつもあったけれど、その勇気がありませんでした・・・。しかし、本を切っ掛けに、こうして皆さんのお言葉をいただけれ、行って良かったと思います。行くまでは不安でしたが・・・。 本当に楽しく、充実した2日間でした。お世話になった皆さん、ありがとうございました。 先生方にお会いして、全員の方がこのホームページを見て下さっていて、僕の事に詳しくて驚きました。 このホームページをもっと充実させ、伝えていけたらと思います。
帰りに浜名湖サービスエリアに寄り、昼食にひつまぶしを食べました。 このひつまぶしも思い出があります。うなぎを最初に食べられるようになったのがこのお店なのです(苦笑)そして、自宅から鈴鹿に向かう時はいつも立ち寄り、食べていました。 うなぎ美味しいですね。次回チャンスがあるときは、鈴鹿にある美味しいうなぎ屋に行きたいと思います。 帰りは途中2時間睡眠取って、合計8時間もかかりました・・・。 長屋宏和 http://www.piroracing.com/